2021年4月10日土曜日

足尾銅山を支えた根利山

 沼田市歴史資料館 第11回企画展

 2021.4.18(日)まで開催中!!

沼田市歴史資料館では、第11回企画展

  足尾銅山を支えた根利山

     ~皇海山裾野に5000人の集落~

が開催されています。

根利山で伐り出された木材が足尾銅山だけでなく、有名な施設にも使用されたとのことで、大いに栄えていたとのことです。
『利根郡史』には、根利山を別天地として、山のなかでの豊かな暮らしぶりが記述されています。
展示されている写真のなかに、分教場の児童が写っている写真がありますが、どの子もきれいな着物を着ていて、全体的に豊かであった暮らしが想像できます。
鉄索で運び出していたということですが、ぜひ企画展をご覧になって、鉄索の距離や高低差を確認してみてください。
企画展会場には、根利山を中心にした立体地図があり、足尾方面と結んでいた索道がわかります。
企画展会場では、
  『幻の集落 -根利山-』
     (水資源開発公団栗原川ダム調査所発行)
が販売されています。
鉱山に興味がある方、足尾銅山に関心がある方には、必見の展示ではないかと思います。

沼田市歴史資料館 第11回企画展

 足尾銅山を支えた根利山

     ~皇海山裾野に5000人の集落~

は、2021.4.18(日)まで開催中です。

2021年3月22日月曜日

コウモリに遭遇!!

 リムプールもある!!

先日、とある鉱山跡に出かけたのですが、その鉱山で安全と考えられる坑道に入ったときのこと、なんとコウモリがいっぱいいるではありませんか!!

このコウモリ(↑)は、子育て中なのか、3匹で天井からぶらさがっていました。
この鉱山が閉山したのは、ずいぶん前だということで、いまでは浸出水に鉄分と石灰が溶け出して、ご覧のように小さなリムプールもできています。
この鉱山が稼行していたときは、きれいな坑道であったと思うのですが、あちこちで茶色い“つらら”ができていて、閉山後の歳月の長さを感じさせます。
これが石灰質が多ければ、白くて美しい鍾乳洞ができるのだろうな・・・と、そんなことを思わせる坑内です。
この坑道は、ここで終わっています。
コウモリがぶら下がっているのがおわかりになりますか。
鉱脈がなくなってしまったのか、なんとなく物悲しい感じがしてきます。
この場所(↓)は、紹介してきた坑内の坑口ではありません。
違う鉱山跡で、私が坑口の位置や大きさなどを記録しているところで、研究会の仲間の方が撮ってくれた画像です。
この鉱山跡は、これまでも調査してきているのですが、先ごろ新たに坑口が見つかりました。
これからの調査が、ますます楽しみになっている鉱山跡です。
(本多)

2021年2月5日金曜日

2021.2.6(土)から鉱物プレゼント第2弾を実施します!!

 鉱物プレゼント第2弾は

特別展「ぐんまの自然の『いま』を伝える」の

会場において!!


ぐんま鉱山研究会は、群馬県立自然史博物館で開催中の

    特別展「ぐんまの自然の『いま』を伝える」

に参加させていただいています。

ご来場いただいたお子さまの記念、思い出になればと、小板橋友二会員による発案で、下仁田町にあった八幡鉱山跡地にあった鉱物をプレゼントさせていただくものです。
特別展開催の初日に鉱物プレゼントを実施したところ、翌日の午後早くに用意した100個のプレゼントがなくなるという、たいへんありがたいことになりました。
そこで、特別展開催期間中に第2回目といいますか、第2弾の鉱物プレゼントを実施させていただくことにしました。
プレゼントを入れた封筒の版画は、黛勝司会員の作品です。
小板橋友二会員ほかによる鉱物プレゼントづくりのようす(↑)です。
下の画像は、鉱物プレゼントの見本になります。
どのような鉱物が袋に入っているかは、開けて見てのお楽しみということにさせていただきます。
特別展での鉱物プレゼントをお持ちいただく際は、小板橋友二会員からの手紙を読んでいただければ幸いです。
鉱物プレゼント第2弾は、前回と同様に100個を用意しましたが、お子さまを優先させていただくことで、よろしくご協力をお願い申し上げます。

なお、群馬県立自然史博物館への入館は、事前予約制になっています。
つぎのHPで、事前予約ができます。


特別展「ぐんまの自然の『いま』を伝える」のみのご観覧は、入館料無料になっています。

2021年1月22日金曜日

特別展「ぐんまの自然の『いま』を伝える」

 いよいよ開幕!!

群馬県立自然史博物館

群馬県立自然史博物館で開催される「ぐんまの自然の『いま』を伝える」が、いよいよ明日からはじまります。

きょう(1/22(金))の午前、ぐんま鉱山研究会の出展でプレゼントする鉱物を搬入させていただきました。
鉱物プレゼントのところに表示(↓)させていただいていますが、先着100名(お子さまを優先)の皆さんにプレゼントします。
ぐんま鉱山研究会の発表ポスター(↓)です。
明日のオープンに向けて、急ピッチで展示作業が進んでいます。
会期は、1/23(土)~2/14(日)です。
群馬県立自然史博物館に入館する際は、入館予約をする必要がありますが、ホームページで簡単に手続きができます。
特別展のみであれば、入館料は無料です。
マスクをするなど、しっかり感染予防対策をして、
特別展「ぐんまの自然の『いま』を伝える」に
お出かけください。

2021年1月12日火曜日

「群馬の鉱山」連載中!!

 『群馬歴史散歩』

「群馬の鉱山」の連載第4回が、『群馬歴史散歩』の第265号に掲載されました。

連載の第4回では、現在の下仁田町にあった八幡鉱山について、大正7年(1918)年に発行された『本邦重要鉱山要覧』の記事をもとに、大正6年当時の鉱山設備等の位置を検討した内容を述べています。
明治時代から昭和時代にかけて、多くの鉱山が全国にありましたが、足尾とか日立といった大きな鉱山は別ですが、小さな鉱山については、まったくといってよいほど資料、写真などが残っていません。
現在の下仁田町にあった八幡鉱山は、資料や写真が残されていないため、鉱山の設備はもちろんのこと、働いていた人々、採掘量、売鉱先などがわかりません。
地元にも鉱山に関する情報がまったく残っていません。
先の大戦での敗戦のとき、鉱山関係者が鉱山に関する資料、写真などを処分したという話もあるようですが、これも定かなことであったとはいえません。
ここで紹介した『本邦重要鉱山要覧』は、国立国会図書館デジタルコレクションで閲覧(ダウンロードも可)できます。
あなたがお住いのお近くにあった鉱山が、『本邦重要鉱山要覧』に掲載されているかもしれません。
国立国会図書館デジタルコレクションで、『本邦重要鉱山要覧』をご覧になってみてください。

   【群馬歴史散歩の会】

『群馬歴史散歩』は、会員頒布となっていて書店では販売していませんが、群馬県内の公立図書館に行けば読めると思います。

群馬歴史散歩の会への問い合わせ、購読(入会)申し込みについては、こちら(↓)にお願いいたします。


(投稿:本多優二)

2021年1月8日金曜日

『瑠璃の宝石』渋谷圭一郎・KADOKAWA

 【本の紹介】

   鉱物好きの皆さんへ

楽しい本が出ました。

これから鉱物を採集したいと考えている方には、とても参考になる内容ではないかと思います。
かわいい女の子が鉱物採集で気をつけなくてはいけないことなどを、とてもわかりやすく紹介してくれています。
採集鉱物のイメージ画像です
『瑠璃の宝石』でも紹介されていますが、場所によっては鉱物採集が禁じられています。
鉱物採集で鉱山跡地があった山に入るときは、地元の方に入山してよいかを確認し、さらには鉱物を採集してよいかも確認して、鉱山跡地や周囲を荒らさないよう、気をつけていただければありがたいと思います。
鉱山跡地がある地区によっては、つぎのような〝お願い〟を配布しています。
それに、いまはクマやイノシシ、シカなどの野生動物が多くなっていますので、これらの動物にもお気をつけて、安全に鉱物を採集してください。

2021年1月3日日曜日

「鉱山の灯」カール・ツェラー作曲

 ウイーン・フィル 

ニューイヤーコンサート 2021

2021年1月1日、NHK Eテレで放送されたウイーン・フィル ニューイヤーコンサート 2021において、「鉱山の灯」という曲(つぎの画像の白い矢印の先)が演奏されました。

クラシック音楽に疎い私は、ウイーン・フィル ニューイヤーコンサート 2021で、「鉱山の灯」という曲を初めて知りました。
どのような曲なのか知ろうと思い、「鉱山の灯」をGoogleで検索してみたのですが、残念なことに私が求める内容はヒットしませんでした。
YouTubeに動画が投稿されていないかと考え、YouTubeでも検索してみたのですが、こちらでも見つけることができませんでした。
クラシック音楽に造詣が深い方であれば、「鉱山の灯」をよくご存じなのかもしれませんが、一般的にはあまり知られていない曲といえるものなのかもしれません。
お正月早々、鉱山が曲名についているワルツを聴くことができ、鉱山に関心がある者として、たいへんうれしい2021年のスタートになりました。
今年は、曲名に鉱山がついていたり、鉱山で働く人々を題材にした曲があるかどうか、これを調べてみようかな、と思っているところです。