2021年1月22日金曜日

特別展「ぐんまの自然の『いま』を伝える」

 いよいよ開幕!!

群馬県立自然史博物館

群馬県立自然史博物館で開催される「ぐんまの自然の『いま』を伝える」が、いよいよ明日からはじまります。

きょう(1/22(金))の午前、ぐんま鉱山研究会の出展でプレゼントする鉱物を搬入させていただきました。
鉱物プレゼントのところに表示(↓)させていただいていますが、先着100名(お子さまを優先)の皆さんにプレゼントします。
ぐんま鉱山研究会の発表ポスター(↓)です。
明日のオープンに向けて、急ピッチで展示作業が進んでいます。
会期は、1/23(土)~2/14(日)です。
群馬県立自然史博物館に入館する際は、入館予約をする必要がありますが、ホームページで簡単に手続きができます。
特別展のみであれば、入館料は無料です。
マスクをするなど、しっかり感染予防対策をして、
特別展「ぐんまの自然の『いま』を伝える」に
お出かけください。

2021年1月12日火曜日

「群馬の鉱山」連載中!!

 『群馬歴史散歩』

「群馬の鉱山」の連載第4回が、『群馬歴史散歩』の第265号に掲載されました。

連載の第4回では、現在の下仁田町にあった八幡鉱山について、大正7年(1918)年に発行された『本邦重要鉱山要覧』の記事をもとに、大正6年当時の鉱山設備等の位置を検討した内容を述べています。
明治時代から昭和時代にかけて、多くの鉱山が全国にありましたが、足尾とか日立といった大きな鉱山は別ですが、小さな鉱山については、まったくといってよいほど資料、写真などが残っていません。
現在の下仁田町にあった八幡鉱山は、資料や写真が残されていないため、鉱山の設備はもちろんのこと、働いていた人々、採掘量、売鉱先などがわかりません。
地元にも鉱山に関する情報がまったく残っていません。
先の大戦での敗戦のとき、鉱山関係者が鉱山に関する資料、写真などを処分したという話もあるようですが、これも定かなことであったとはいえません。
ここで紹介した『本邦重要鉱山要覧』は、国立国会図書館デジタルコレクションで閲覧(ダウンロードも可)できます。
あなたがお住いのお近くにあった鉱山が、『本邦重要鉱山要覧』に掲載されているかもしれません。
国立国会図書館デジタルコレクションで、『本邦重要鉱山要覧』をご覧になってみてください。

   【群馬歴史散歩の会】

『群馬歴史散歩』は、会員頒布となっていて書店では販売していませんが、群馬県内の公立図書館に行けば読めると思います。

群馬歴史散歩の会への問い合わせ、購読(入会)申し込みについては、こちら(↓)にお願いいたします。


(投稿:本多優二)

2021年1月8日金曜日

『瑠璃の宝石』渋谷圭一郎・KADOKAWA

 【本の紹介】

   鉱物好きの皆さんへ

楽しい本が出ました。

これから鉱物を採集したいと考えている方には、とても参考になる内容ではないかと思います。
かわいい女の子が鉱物採集で気をつけなくてはいけないことなどを、とてもわかりやすく紹介してくれています。
採集鉱物のイメージ画像です
『瑠璃の宝石』でも紹介されていますが、場所によっては鉱物採集が禁じられています。
鉱物採集で鉱山跡地があった山に入るときは、地元の方に入山してよいかを確認し、さらには鉱物を採集してよいかも確認して、鉱山跡地や周囲を荒らさないよう、気をつけていただければありがたいと思います。
鉱山跡地がある地区によっては、つぎのような〝お願い〟を配布しています。
それに、いまはクマやイノシシ、シカなどの野生動物が多くなっていますので、これらの動物にもお気をつけて、安全に鉱物を採集してください。

2021年1月3日日曜日

「鉱山の灯」カール・ツェラー作曲

 ウイーン・フィル 

ニューイヤーコンサート 2021

2021年1月1日、NHK Eテレで放送されたウイーン・フィル ニューイヤーコンサート 2021において、「鉱山の灯」という曲(つぎの画像の白い矢印の先)が演奏されました。

クラシック音楽に疎い私は、ウイーン・フィル ニューイヤーコンサート 2021で、「鉱山の灯」という曲を初めて知りました。
どのような曲なのか知ろうと思い、「鉱山の灯」をGoogleで検索してみたのですが、残念なことに私が求める内容はヒットしませんでした。
YouTubeに動画が投稿されていないかと考え、YouTubeでも検索してみたのですが、こちらでも見つけることができませんでした。
クラシック音楽に造詣が深い方であれば、「鉱山の灯」をよくご存じなのかもしれませんが、一般的にはあまり知られていない曲といえるものなのかもしれません。
お正月早々、鉱山が曲名についているワルツを聴くことができ、鉱山に関心がある者として、たいへんうれしい2021年のスタートになりました。
今年は、曲名に鉱山がついていたり、鉱山で働く人々を題材にした曲があるかどうか、これを調べてみようかな、と思っているところです。