2021年3月22日月曜日

コウモリに遭遇!!

 リムプールもある!!

先日、とある鉱山跡に出かけたのですが、その鉱山で安全と考えられる坑道に入ったときのこと、なんとコウモリがいっぱいいるではありませんか!!

このコウモリ(↑)は、子育て中なのか、3匹で天井からぶらさがっていました。
この鉱山が閉山したのは、ずいぶん前だということで、いまでは浸出水に鉄分と石灰が溶け出して、ご覧のように小さなリムプールもできています。
この鉱山が稼行していたときは、きれいな坑道であったと思うのですが、あちこちで茶色い“つらら”ができていて、閉山後の歳月の長さを感じさせます。
これが石灰質が多ければ、白くて美しい鍾乳洞ができるのだろうな・・・と、そんなことを思わせる坑内です。
この坑道は、ここで終わっています。
コウモリがぶら下がっているのがおわかりになりますか。
鉱脈がなくなってしまったのか、なんとなく物悲しい感じがしてきます。
この場所(↓)は、紹介してきた坑内の坑口ではありません。
違う鉱山跡で、私が坑口の位置や大きさなどを記録しているところで、研究会の仲間の方が撮ってくれた画像です。
この鉱山跡は、これまでも調査してきているのですが、先ごろ新たに坑口が見つかりました。
これからの調査が、ますます楽しみになっている鉱山跡です。
(本多)

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