南アフリカの地下170kmから採掘
すごいニュースだと思います。
どのようなものかというと・・・
上の
ざっくり言うと
を読んでもよくわからないという方もいらっしゃるかと。
実は、私にもちんぷんかんぷんでまったく理解できません。
そこで、この記事の日本語の部分、その全文をつぎに紹介しておきますので、こちらをお読みになってみてください。
コフィーフォンテインパイプと呼ばれる南アフリカのダイヤモンド鉱山地帯で発掘されたダイヤモンドの中から、新種の鉱物が発見されました。この新種の鉱物は、近代の地球化学・結晶化学を創始したといわれる鉱物学者ヴィクトール・モーリッツ・ゴルトシュミットにちなんで「ゴルトシュミッタイト」と名付けられています。ゴルトシュミッタイトは立方晶の構造を持ち、その外観は不透明な濃い緑色。
ゴルトシュミッタイトの最大の特徴は、その構成物質です。ゴルトシュミッタイトはニオブやカリウム、希土類元素のランタンやセリウムなどで構成されており、論文上では(K,REE,Sr)(Nb,Cr)O₃という化学式で表されています。ダイヤモンドが発掘されたマントルの構成物質はほとんどがマグネシウムや鉄であるため、それ以外の物質で構成されているゴルドシュミッタイトがマントルの中で発見されたことは非常に珍しいことだそうです。なお、研究チームによるとマントル中の珍しい成分が集まり、ゴルドシュミッタイトを形成するという例外的なプロセスが生じたとみられています。
研究グループは「ゴルトシュミッタイトはダイヤモンド内に入り込んだ異物としてはかなり珍しい物質」だと述べており、「地中奥底で人間の目に触れることのないマントル中の動きを解析することに役立つものです」と語っています。
発見者であるカナダのアルバータ大学の大学院生ニコール・メイヤーさんは、「新種の鉱物を見つける作業は単独では行えないものです」と述べており、自身の指導を務めたアルバータ大学のグラハム・ピアソン教授、トーマス・スタチェル教授、アンドリュー・ロコック氏と本研究の共著者であるノースウェスタン大学の学生一同に感謝のコメントを寄せています。
まあ、非常に珍しいものが発見された、ということがわかればよいのかな・・・と。
新種の鉱物発見も驚きですが、地下170kmから採掘するということも大きな驚きです。
どんな鉱山設備なのか、見てみたい気がします。
つぎの画像は、私が参加させていただいている鉱山研究会の調査のとき、ある鉱山跡で採取したものです。
この鉱山では、たいへん珍しい鉱物が発見されたことがあり、そんな鉱物を見つけることができないものだろうかと、いつも期待して調査に出向くのですが、そういった邪念がある者には、山の神様が幸運をもたらしてくれることがないようで、いまのところ珍しい鉱物の発見にいたっていません。
新種の鉱物を発見して、私の名を冠した鉱物名をつけてもらおう、という邪念を振り払って、無心に調査に取り組めば、山の神様がにっこり微笑んでくれるのではないかと・・・。
でも、やはり珍しい鉱物、できれば新種の鉱物を発見したいと思ってしまいますよね。
(2019.10.1 本多扱い)